バーズアイ・メイプルの家具[府中家具の森本木工]

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バーズアイ・メイプルについて

バーズアイ・メイプルとは…
自然が作り出した芸術、バーズアイ・メイプル。その希少な木材を贅沢に使用した家具です。
バーズアイ・メイプル メイプル(メープル)とはカエデ科の落葉広葉樹で、主な原産地は北米やカナダなどです。カナダの自然のシンボルであり、特産品であることからカナダの国旗にはメイプル(カエデの葉)が描かれています。

2000本に1本の割合で玉粒状の美しい模様が材の表面に現れ、これが鳥の眼に似た杢目であることから「バーズ・アイ・メイプル」と呼ばれています。また、非常に優れた強度をもち、耐久性が高く、光沢のある美しい杢目をもつことなどから別名「木の大理石」も呼ばれ、自然の作り出した芸術として人気を集めています。

しかし、バーズアイメイプルはごく稀にしか発生しないことに加え、表面近くの1/5のみでしか採ることが出来ない希少な材のため、大変高価な最高級家具材として重宝されています。

古来よりヨーロッパにおいては、ギリシャ神話の中で【幸せを呼ぶ木】といわれ、英国エリザベス女王の居室にも使われていることで有名です。また英国ではロールスロイス、日本では高級自動車などの内装に使用され重宝されています。

当社の家具では、主な原産地である北米とカナダで育ったメイプルを使用しています。“バーズアイ”の多いところを厳選し、光沢美しく仕上がった最高級家具をどうぞご覧下さい。
シカモアとは…
シカモア カエデ科の落葉広葉樹で全体に白色から黄白色を呈しています。シカモア特有の絹を思わせるような乳白色の鮮やかな光沢は、透明感があり大変美しく、その緻密さと輝きは宝石と呼ぶに相応しいものです。

乳白色の鮮やかな光沢の中でも、最も美しいと言われているのがカ-リ-杢(縮緬<ちりめん>杢)です。カーリー杢は樹齢数百年を超えた大木になると初めて現われるため、生息本数が大変少なく、シカモア材の中でも非常に珍しい杢です。そのため生息本数が少なく、メ-プル材に比べ少数の割合でしか生息していないことからも希少価値が高い材料といえます。

古代ローマ時代では、 【王者の樹】 として王侯貴族に珍重され英国王室専用船の内装やバイオリンのストラディバリウスにも使用されています。また、現在でも高級自動車の内装に使用されている等、非常に重宝されている材料です。
バーズアイメイプルと価格の関係
バーズアイ・メイプル メイプル材に用いられている塗装は、<アクリルウレタン樹脂塗装仕上げ>という方法で仕上げてあります。これは木材の塗装方法の一種で、木材の表面の凹凸を完全にふさぎ、平滑に仕上げた後、磨いて美しい光沢を出す方法です。表面の仕上がりもよく見た目も美しく、肌触りも上品という特徴をもちます。

美しい光沢を出し、宝石のようなまばゆい輝きを見せるこの塗装方法ですが、その反面、手作業で行うため完成するまでに非常に多くの工程と時間を必要とします。

塗装を美しく仕上げるためには、ペーパー(紙やすりのような物)の目の荒いものから順に行い、目の細かいものに至るまで何度も何度も研磨を繰り返し行い、材料の杢目の美しさを出します。

この研磨などの作業がナラ・サクラ材などに使われる<ウレタン塗装仕上げ>では2工程〜6工程で終わるのに対し、メイプル材では倍に近い非常に多くの工程を行い、塗装も何度も繰り返し行うことにより硬質で光沢のあるものへと仕上げます。
またテーブルなどにはUV塗装で仕上げ更に作業工程を増やすことで、硬度を増し高い耐磨耗性を出し傷が付きにくくしています。

メイプル材は希少価値が高いため原材料がナラ・サクラ材よりも非常に高価であることと、塗装に使う塗料の違いに加え、この光沢を出すための作業工程の多さがメイプル家具の高価である主な理由として挙げられます。
アクリルウレタン樹脂塗装仕上げについて
バーズアイ・メイプル 当社の製品はアクリルウレタン樹脂塗装で仕上げてあります。ウレタン樹脂の塗料の中でもアクリルウレタン樹脂は耐湿度性、耐光性、耐傷性が一番優れているため最高級の塗料として評価されています。太陽光での色焼けや、クラッキング(ひび割れ)を防止することに加え、塗料に紫外線吸収剤を添加しているので、塗膜の劣化、塗膜表面の白化(=白ボケ)、黄変なども防止する効果があります。また、製品に傷が入った際に修理が可能などと、非常に利点の多い塗装方法です。

しかし、アクリルウレタン樹脂塗装はメリットが多い反面、塗装や仕上げを行う際に高い技術が必要になることに加え、常温では塗膜が乾きにくいため、高温乾燥設備と湿度調整設備、15時間以上の連続高温乾燥、遠赤外線塗膜硬化装置が必要になり、コストが非常に高くなるというデメリットもあります。塗装の作業工程が多いため塗膜の乾燥に時間がかかり、他の塗装方法よりも塗装や塗膜研磨、仕上げなどで高いレベルでの職人の技術と人手が必要となります。

手間と時間が非常にかかる塗装工程ですが、仕上げられた製品は大変美しい艶と輝きがあり、高級家具であるバーズアイメイプル製品の価値を一層高めています。

【アクリルウレタン樹脂塗装仕上げ】(ポリウレタン・ウレタン樹脂塗装仕上げ)作業工程
①素地研磨
②素地着色
③下塗り
④中塗り
⑤塗膜研磨
⑥仕上げ
⑦高温乾燥
⑧遠赤外線塗膜硬化
⑨塗膜研磨
⑩バフ仕上げ
⑪フッ素コート
シックハウス(室内空気汚染)症候群に対する当社の取り組み
人にやさしい家具 シックハウス症候群は、主には倦怠感、めまい、頭痛、湿疹、のどの痛み、呼吸器疾患などの症状があらわれます。室内空気の汚染源の一つとして、建材や家具の製造に利用される接着剤や塗料などに含まれるホルムアルデヒドの放散があります。

ホルムアルデヒドは家具の合板などに使用される接着剤、塗料、防腐剤などの成分であり多く用いられています。しかし、空気中に放出されることがあり、その場合は低濃度でも人体に影響を及ぼすことからシックハウス症候群の原因物質の一つとなります。人体へは粘膜への刺激性を中心とした急性中毒があり、気分が悪い、目がチカチカして涙や鼻水が出るなどの炎症を引き起こします。また、皮膚や目などに接触した場合は、激しい刺激を受け炎症を生ずることもあります。

2005年から施工されているシックハウス法(改正建築基準法)により、ホルムアルデヒドの放散量が厳格化され住居の建材や内装材などへの使用が制限されました。ベニヤなどの材料には、F☆からF☆☆☆☆までの放散量によるランクがあり、F☆☆☆☆がもっとも放散量が少ないです。この規制は家具等の規制は設けていませんが、家具からも放散されることが明記されています。

しかし、2011年の東京都の調査では、輸入家具や国内で製造された家具の2割から国の指針値を超える濃度のホルムアルデヒドが空気中に放出されており、中には指針値の4倍以上の濃度を示す家具もあったようです。性能規定や指針値の基準は設けられてはいますが、それを超えても罰則を受けることは現在ありません。

このような事例もあることから、当社ではシックハウス症候群に対する取り組みとして建築基準法改正により定められた規制に基づき、徹底した製品の管理と安全を確保しています。今後も、住環境や健康に配慮した【人にやさしい商品開発】に取り組むよう心掛けていきます。

【ホルムアルデヒド対策】
接着剤…
ノンホルムアルデヒド型の接着剤を使用しています。

塗料…
ホルムアルデヒドに加え、シックハウス症候群の原因となるトルエン、キシレンなどを含まない塗料を使用しています。また、クロルピリホス含有物質を不使用としています。

材料…
JAS(日本農林規格)の最高基準値(ホルムアルデヒド放散量0.5mg/ℓ以下)のFc0合板を使用しています。ホルムアルデヒドの放散量が一番少ない【F☆☆☆☆(フォースター)】ランクのものを使用しています。